塩作り

去る8月24日(土)、三重大学前の町屋海岸にて嬉野町教育委員会主催の小中学生向け考古学体験講座で塩作り体験をしました。研究室のみんなも参加させてもらって子供たちと一緒に古代の塩作りを体験しました。
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準備
準備完了です。
自作製塩土器
研究室のみんなで作った自作の製塩土器です
海水汲み1
目の前の海岸から海水を汲みます。濡れないで汲むのは至難の業。
    
海水汲み2
   
子供たちも頑張って汲みます。
    
土器設置
    
火をおこす場所にあらかじめ土器を設置します。
    
焚き火準備
    
土器の周りに薪をくべていきます。
    
焚き火準備完了!
火を焚く準備はOKです。
海水を土器に注ぐ1
あらかじめ作っておいて下さった濃い塩水(鹹水)を柄杓で汲んで土器に入れます。
海水を土器に注ぐ2
鹹水は透明なオレンジ色をしています。
あとは火をつけるだけ!
さあ、準備は出来ました。あとは火をつけるだけです。
ちょっと割れちゃって…
ちょっとしたハプニング。運んでいる最中に肝心の土器が…。
協力して火をおこします
当然火も自分たちで起こします…が、これが以外とツライ!
やった!つきました!!
すぐについたように見えるかもしれませんが、これまでが長かった!
どんどん燃やします
少しついた火をだんだん大きくしてここまで来ました。あとはどんどん燃やすのみです。
海水が無くなってきたら足します
土器の中の海水はどんどん煮えたって吹きこぼれたり蒸発したりするので、随時足していきます。
なかなか火がつかない人もいます
なかなか火がつかなくて困っている人もいます。
みんなで協力
ついにはみんなから救いの手が!
せんごう風景
火加減を見ながら、薪をどんどんくべます。
海藻に海水をかけます
一方こちらでは海藻に海水をかけて、鹹水を作る準備をしています。研究によると古代の塩作りではこのとき使う海藻はホンダワラという種類のものなのだそうですが、このときは時季をはずしてしまっていたので手に入らず、海岸に打ち上げられていた海藻で代用しました。
海水かけ2
    
本来は乾かしてはかけ、乾かしてはかけを繰り返すのですが、この日はあいにくの曇り模様で、海水をかけても海藻がなかなか乾きませんでした。
せんごう風景
濃い塩水は煮立つとすぐに塩が土器の内側に析出してきます。
大分塩が出来てきました
大分塩がが出来てきました。濃い塩水で作った方は、同じ量の塩水を蒸発させてもより多くの塩がとれます。
出来たての塩
土器でお湯を沸かそうとすると、意外とすぐに沸くことも分かりました。しかし急な温度変化には弱いようで、水を入れた瞬間に土器の表面が破裂して、薄くはがれた破片が飛び散ることがありました。
出来立てのホカホカ
こうして塩は出来上がりました。
藻を焼く1
もうひとつの目的である藻塩焼きも、いよいよ海藻を焼く段階に入りました。塩を吸った海藻を燃やして灰にします。
藻を焼く2
完全には乾ききっていない海藻だったので、なかなか燃えず、煙ばかりがモクモクと出てきて大変でした。
藻を焼く3
カマドの熱を利用してまだ乾燥しきっていない海藻を乾かしつつ燃やしているのですが…。
藻を焼く4
なかなか乾いてくれず、燃え尽きてもくれないので困っています。
鹹水を煮詰めている
どうにかこうにか燃やした灰を集めて、そこに海水をかけて濾し、濃い塩水を得ました。それを煮つめているところです。このとき得られた鹹水が炭で真っ黒だったので、出来上がった塩もどことなく黒っぽいものが出来上がりました。ちょっと残念。でも、古代の塩作りを一応初めから終わりまで体験することができました。(本当はこの後もう少し工程がありますが)



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